ピーチの茶漬けをニューヨークで



前回までのあらすじ




今回で三度の訪問となるニューヨーク
(うち1回は未掲載)

今回はいちご茶漬けの続くフルーツ茶漬け
パイナップル茶漬け」を堪能。

相変わらずのカオスっぷりに、
お腹も心も満腹なのだが、、、、

厨房からは、さらなるフルーツ茶漬けが
運ばれてきたのであった・・・









店主「お待ちどうさま。ピーチ茶漬けです。」



見慣れた外観。

いちごパイナップルと食べてのピーチなので

「ピーチで良かった・・・」とか軽く安堵感さえある。

末期症状だな、うん。




茶碗の中には、ごろごろっと桃の切り身。
上には上品にハーブが添えられている。

そういえば、パイナップル茶漬けの時も添えられていたっけ・・・
この辺は、さすがイタリアンのお店といったところか。



桃を前にあれこれと想像を巡らせていると、

厨房より店主が再登場。

店主「お待たせしました。これを上からかけてください。」


そう、フルーツ茶漬け恒例の、ソースの登場である。


これを・・・・とろ〜っと・・・・



躊躇なくかけまくって、出来上がり!!!





これが、ピーチ茶漬けである!!


このページを続けて見ている人にとっては、
もはや見慣れたものかも知れないが、
普通に考えるとこれはかなりの珍品

パイナップルの時は「トロピカルだ」なんていう便利な表現があったが、
桃となると・・・もはや形容詞が見つからない。
これは何と言えばいいんだろう。。。

強いて言うなら、無国籍料理だろうか。
居酒屋にある無国籍料理とは格が違う、
本格的な無国籍料理、それがピーチ茶漬けである。



ではでは、
講釈はこの辺にして、食べるとしますか。

いっただきまーっす!!



ふむ・・・・

上からかけたあられと、桃の固さのアンバランス具合が、
非常にいい歯触りを作り出している。

味としてはまぁ・・・
例によって例のごとく、
見事なカオス(笑)


いい加減、この表現は使わないでおこうとも思っていたが、
他に表現が見つからない。

俺の辞書には無い、新しい味。
料理番組っぽく無理矢理褒めるとすると、
「複雑で個性的な味」
と言えばいいのだろうか。

むぅ、これでは褒めていないのがバレバレではないか(笑)



パイナップルは酢豚に入ることで
家庭でもデザートからおかずに進出しているが、
桃がおかずに進出しているケースは、、、、聞いたことがない。

このピーチ茶漬けは、
全国の桃農家にとって、食卓のおかずへ進出する第一歩として、
後世まで語り継がれることになる・・・かどうかは、
このピーチ茶漬けがどれだけ売れるかにかかっているのかもしれない。


さぁみんな、一度くらいは食べてみてはいかが?
表現に困る俺の気持ちを、ぜひ共感して欲しい(笑)



お終い


今回行ったのは、
お茶漬け専門&イタリア料理 ニューヨーク
住所:愛知県一宮市真清田1−2−1
電話:090-1754-2490
フルーツの茶漬けは事前予約が必要とのことなので、ご注意を。





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