喫茶マウンテン公式blogで発表された、
衝撃の事実から、早7ヶ月・・・
4月に再開の予定が、ずれ込んでずれ込んで6月末(笑)
ようやく・・・よ〜うやく、
奇食の聖地、
喫茶マウンテンが帰って来た!!
2007年7月14日
自身、12回目(推定)の登山は、
台風4号が近づく状況下で行うことになった。
喫茶マウンテンの登山は逆境が似合う。
若干不謹慎な言い回しになるが、
嵐の中の登山、うってつけのシチュエーションではないか。
時間と共に強まる雨足と風
土曜日とは言え、ランチタイムを外した14時過ぎだし、
さすがに今日は登山客も居まい・・・
そう思って、駐車場に目を向けると・・・
大行列!!!
これまでの登山の中でも最大の行列が、
台風下で出来ていた。
恐るべし、新生喫茶マウンテン。
7ヶ月休んでいても、その人気は衰えていないようだ。
そもそも今回の登山は、
講談社の週刊ヤングマガジン編集部(以下ヤンマガ)と、
同じく講談社のTOKYO☆1週間編集部(以下1週間)の呼びかけに応じて行ったものである。
「奇食の聖地を取材するにあたって、ガイドをお願いしたい。」とのこと。
なるほど。
俺自身も長らくマウンテンに登っていないのでブランクはあるものの、
そう頼まれて、断るようじゃ奇食ハンターの名が廃るってもんだ。
ヤンマガから2名、1週間からも2名
山初心者4人を連れて、新装開店のマウンテンに挑むことになった。
雨空の下で1時間待ち、店内で30分近く待って、
ようやく食事にありつけた一行だが、テンションは高い。
ヤンマガA氏「やっぱりここは甘口抹茶小倉スパを・・・」
1週間B氏「みんなで一品ずつデザートも食べましょうか?」
1週間C氏「小倉丼とかは・・・」
いやいやいやいや、無理だから。
初回から甘口ともう一品なんて、絶対無理!!
俺だって初回はこんなのだよ。
脂汗を垂らしながら、なんとか必死に食べたってのに、、、、
山をナメるな〜〜!!!( ゚Д゚)
と、心では思いつつも、
性格の悪い俺は、彼らの好奇心を止めずに、
むしろ煽ってみることにした(笑)
その結果・・・
好奇心旺盛なTOKYO☆1週間A氏の注文したのは、
夏なのにおしるこスパ
なんたるチャレンジャー。
よくよく聞くと、彼はあんこが苦手とのこと・・・
そもそも全く山に向かない人だったのね・・・(笑)
他にもヤンマガ側には甘口メロンスパが、
TOKYO☆1週間側には甘口抹茶小倉スパが運ばれてくる・・・
遭難
早くもこの二文字が見えた気がした(笑)
そうこうしているうちに、
俺の注文したメニューが到着した。
甘口バナナスパ 800円
実はこれまで一度も食べたことが無い、
俺にとって未知なる甘口スパである(笑)
自分としては実に1年くらいのブランク
久々の甘口スパということで、細部までよくよく観察をしてみると、、、
改装前の甘口バナナスパとの小さな変化点を発見。
こちらが改装前の甘口バナナスパ
上にトッピングされていたチョコレートが、
ブロックではなくチョコレートクリームへと変わっているではないか。
あのコリコリっとしたブロックのチョコレートは、
アクセントとして食べやすかったのではないだろうか。
小さな変化点、しかし甘口バナナスパの難易度を結果として少し上げたようにも思える。
ではでは、講釈はこれくらいにして、
生クリームがドロドロに溶けて悲惨な目に遭う前に食べてしまわねば(笑)
いっただきまーっす!!!
ふむ・・・・、、、
ぶほっ!!!!
( ゚Д゚)
これ・・・・
意外と・・・キツいね・・・・・
多少のブランクがあるとは言え、
これでも一応は色々と食ってきたという自負がある。
だいぶレベルも上がったはずだ(何のだ?w)
それでも・・・このバナナスパの甘ったるさは・・・
噛めば噛むほど、こめかみに響く・・・
口に含んだ麺からは、熱い熱いバナナの香りが広がっていく・・・
うぅ・・・なんて独創的なんだ・・・
どんだけトロピカルなんだよオマエ
単にバナナとトッピングさせるだけではなく、
麺に染み込むまでバナナと炒め合わせているところが秀逸すぎる。
こんな発想が浮かんでくるのは、
バナナの産地の国の人か、ここのマスターくらいだろう。
「山をナメてはいけない」
それは俺自身にも言えることだった。
思えば俺も所詮は十数回程度の中級登山者
この味に慣れ切っているというほどではなかったのだった。
雨で冷え切った身体は、
いつの間にか熱を帯び、軽く変な汗をかきつつ、
なんとか甘口バナナスパを食べ終えた頃・・・
俺の周囲ではこんなことになっていた。
見事に、遭 難
甘口抹茶小倉スパとおしるこスパを注文したTOKYO1週間チーム、
甘口メロンスパと納豆サボテン卵とじスパを注文したヤンマガチーム、
俺を除く全員が遭難という、悲惨な結果・・・
ある人は「もう見たくない」と言い、
ある人は「凄すぎて、逆に(記事として)書きづらい」と嘆く(笑)
味覚のストライクゾーンを完全にぶっ壊された彼らは、
この後、言葉少なに店を去ったのであった・・・
喫茶マウンテンは、建て替わってもやはり偉大であった。
ここから生み出される料理の数々は、
これからも俺たち奇食ファンを楽しませ、
観光客をうなだれさせることだろう。
新装開店喫茶マウンテンの、今後の発展が益々楽しみである。
お終い
なお、当日の模様及び奇食の館全般については、
07年7月31日発売の『TOKYO☆1週間』、『KANSAI1週間』に
掲載される予定らしいので、ぜひご確認を。
週刊ヤングマガジンの方は、そのうち載ると思うので(笑)、
こちらも気になる方は『奇食ハンター』という漫画をご確認を。
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