かつて、
人類初のエベレスト登頂を目指したジョージ・マロリーは
なぜ山に登るのか？と問われ
そこに山があるから
と答えたという。
太古より、
冒険心を持った人達は、
常に高い山を求め、
深い海を求め、
暗黒の宇宙へと旅立った。
私はこの夏、
名古屋の山に登ることになった。
なぜか？と問われるならば
こう答えよう
そこに山があるから
２００４年８月１８日夜
青春１８切符を乗り継いでたどり着いたその土地
名古屋駅より地下鉄をさらに乗り継いで・・・・
（※名古屋駅→御器所→いりなか）
学生街と思しき中に、その店はあった。
喫茶「マウンテン」
そこに行くことを「山登り」と称されるわけだが、
微妙にその場所自体が小高い丘にあるのが少しムカツク（笑）
おかげで、着いた時点で汗だくの腹ペコ。
早く何かを食いたい・・・・・
腹が減っている時というのは、
どんなものでも美味しく感じるもんだ。
数々の悪評を耳にするマウンテンだが、
さすがに空腹だったら、
美味しく食べられるだろう！！
そう思って、店の中に入って行った。
店内には学生らしき男がギッシリ。
客の９割は男。
話の内容から、どうやら近所の大学の卓球部のようだ。
案内された席に着き、
緊張した面持ちでメニューを覗くと、
そこには恐るべき文字が躍る・・・・
有名なところでは、
甘口スパとして、
甘口抹茶小倉スパ
甘口バナナスパ
おしるこスパなど・・・・
さらには、
納豆サボテン卵とじスパ
（く・・・・食えるのか？？？？）
冷やし中華スパ
（冷やし中華の麺を替えただけだろ？？）
なべスパ
（鍋に入れただけだろ？笑）
焼きスパ
（焼きソバの麺を・・・・・以下略）
ニワトリピラフ
（チキンピラフではなくニワトリなのは？？笑）
などなど・・・
まさに
何を食べても奇食（笑）
そして、
初回のチャレンジとして私が選んだのは
甘口抹茶小倉スパ
目の前に出された瞬間に
立ち込める湯気にむせる（笑）
しまった・・・・・
これ、ＨＯＴなんだ・・・・・・(￣Д￣；
スパゲッティなんだし、当然といえば当然なんだが・・・・・
まず一口
ふむ・・・・
思ったほどではないな・・・・・
恐らく抹茶を練りこんだと思われる特製の麺と、
生クリームのコラボが、
食えなくもない（笑）
※決して美味いわけではない
二口目、
あんこの部分にぶち当たる・・・・
うげぇ・・・・・・・（吐）
こ、これは・・・・・・・・・
キツイ・・・・・・・
味を言うならば
美味いとか
不味いとか
そういう表現ではなく
キツイ
あんこの絡んだ抹茶麺が、
もの凄い質量で胃に流れ込む。
重い・・・・・
三口目は、
上に乗った桃に逃げてしまった（笑）
美味い・・・・♪
砂漠のオアシスだ・・・・・
そして四口目、
某友人はここで食べるのを止めてしまったという（笑）
俺もそうしたい・・・・
自然とフォークは、
あんこの無いところを選んでいく
しばらく食べたところでの映像
あんこの壁がフォークに立ちはだかる（笑）
食べ始めて３０分
この辺で、
本当に
冗談抜きに
吐き気が・・・・・
恐らくこのメニューは
店内で吐くヤツが年に何人かいるんじゃないだろうか？（笑）
吐き気を、脂汗を流しながら我慢していて
ふと思う
なんで俺はこんなことをしているんだろう？（笑）
しかし
出された料理は残すわけにはいかない。
作った人に申し訳が立たない。
そしてついに・・・・
完食！！
登頂成功！！！！！
遭難せずに済みました！！！（感動）
しかしこのあと、
とりあえず口に詰め込んだものを
胃に流す混むのに数分（笑）
吐き気との戦いでした（笑）
あぁ〜・・・・・・
本当に
しんどかった！！！！
空腹で来たなんてことはすっかり忘れ、
感じるのはひたすら、吐き気（笑）
実際に行った「マウンテン」は
本当に「山」と呼ばれるにふさわしく、
それは「登山」と呼ばれるに値する
恐るべき喫茶店でした。
本当に、
しんどかった！！！
もう二度と行かねぇぞ！！！！
と、
思ったんですが・・・・
続くんです（笑）
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