”魔法の味”
ハリーポッターの百味ビーンズ
後編




今回のレポートには

非常に不愉快な単語が並んでいます。

お食事の前後、気分の優れない時には

読まないことを
強くお勧めいたします。



また、今回のレポートでは、

あまりに味が特殊なため、

作者の語彙では表現しきれない状況が発生しています(笑)

その部分は、想像力で補ってお楽しみください。





今回はこちらから先にご覧ください(「前編」へ)






(ここまでのおさらい)





アメリカから送られてきたハリーポッターの百味ビーンズ

ベーコン、ブルーベリー、チェリー、シナモン、

青りんご、ぶどう、レモンドロップ、バターコーンドロップ、

ミックスフルーツ、焼きマシュマロ




・・・・という具合に、





まずは楽に食べられそうなものから食べた俺







そして当然だが、


手元には





とっても不味そうなものばかりが残った・・・・














◆ まずはマシそうなものから ◆

(11) Black Pepper味 灰色に黒ぶちのビーンズ




これは訳す必要はないと思うが、

Black Pepperとは、黒コショウのことである。


見ての通り、

隕石か何かなんじゃないかっていう

ひじょ〜に斬新なデザインのビーンズだ(笑)




口に入れた瞬間から、

あの、コショウ独特の風味が喉を刺す

軽くムセそうな勢い!!

美味くはないが、再現度は高い。

い〜い仕事、してますねぇ〜♪


ただ

日本で認められていない添加物とか入ってそうで

身体には悪そうだった(笑)







(12) Grass味 薄緑色のビーンズ




Grassとは、芝生のこと。

見た目は青りんごとソックリなんで注意が必要だ。


味は・・・・・

噛めば噛むほど、口中に染み渡る青臭さ・・・・

これまた、無駄に再現度が高い(笑)

後味は野草らしくエグみまである始末。

Great!!

美味くはないけど、

これだけ草っぽくしたっていうそのこだわりには

最大限の賛辞を送りたい。







(13) Soap味 薄水色のビーンズ




Soapとは・・・・ご存知のとおり、石鹸


鮮やかな色を見て、

そういうば、マーブルチョコにこんな色のがあったっけなぁ〜?

キシリトールのガムにもこういう色があるよなぁ〜




なんて思ったアナタ











アマいよ(笑)



口に入れると・・・・・


本当に石鹸っぽい味が・・・・・




くぅ〜・・・・・効くわー・・・・・・




軽く頭痛すらする味



幼い頃に、

しゃぼん玉を飛ばしていて、

うっかり吸い込んじゃった石鹸水



あの味がずーーーーーーっと(笑)

(俺が味わって食べてるからってのもあるけど)



右脳にチクチクくる不味さだった。














(14) Sardine味 白色のビーンズ



Sardineとは、イワシのこと。


日本語にすると「イワシビーンズ」なわけで、

普通に考えるとこれだけでレポート1本は書けるレベルのモノだ(笑)









口に入れると・・・・













おぉおぉおぉぉぉ※☆■○×●!!!!



不味い!!!

こ・・・・こんなに不味いか・・・・・


サルミアッキのような、それ独特の不味さではなく、

イワシの味・・・・それも特に内臓あたりの味を再現しつつ、

さらに甘味まであって

最大限に不味い。


イワシ味のお菓子(に種類があるとすれば)の中では

これ以上不味いものはないんじゃないだろうか???


凄い・・・・





まだたかが4つ目なのに・・・・





もうやめたくなってきたよ・・・・・








以上、

ここまでが「マシそうなもの」なわけだが・・・・


「前編」の10個と比べて、

「後編」の不味そうなモノの方が

明らかに再現度が高いような気がするんだが・・・・・(笑)




もっとさー、

美味いほうにも力を入れて開発しようよ〜?











◆ ここから、ゲテの領域へ・・・ ◆




数多くの美食を紹介し続けてきた当サイトも、


ついにゲテまがいのものを紹介してしまうことになるのか・・・



あぁ・・・・


俺は、禁断の領域に足を踏み入れたのかもしれない。







(15) Earthworm味 茶色のビーンズ



Earthwormとは・・・・

goo辞書での日本語訳はコチラ

(上記をクリックすると食べ物にはふさわしくない言葉が見えてしまいます)



ベーコンのビーンズとそっくりなコイツ・・・・


もし、地球が大恐慌になっても

これは食べずに生きていきたい・・・・

そう思っているのに・・・・



なぜわざわざビーンズにして食わねばならないんだろう・・・・(笑)




口に入れて、ビーンズの皮に歯を立てると

中から染み出てきたのは・・・・





ぐっ・・・・・・


舌に響いてくるのは、

アルコール度数の強い酒を口に含んだ時のような感覚。

これはキョーレツだなぁ〜!!!


そのキョーレツな風味は、

まるでジンギスカンキャラメルのような、

肉の臭みだけを凝縮したエキスを後味として残していく。。。。


これまた不味い・・・・


本当に不味い・・・・










(16) Rotten egg味 薄黄色のビーンズ



見た目がバターポップコーン味と似ているということで

「前編」の段階から注目されていたRotten egg

訳すと「腐った卵」となってしまうわけだ。





まぁ言うなら「腐卵」だろ?

「豆腐」みたいなもんじゃねーか(笑)

大したことねーべー!











ってこれが大誤算




これまた開発者のこだわりなのか


カビみたいな異様な味に仕上がっている!!

(これが・・・・「醗酵」ではなく「腐っている」ってことなんだろうか?)

さらに

このカビのような味を警戒してか、

口の中のいたるところから唾液が発生

そしてその唾液が汁を溶かして口中を満たしていく・・・・



不味い→唾→口中に広がる→もっと不味い


地獄のデフレスパイラル










あぁ・・・・早く終わってくれ・・・・











◆ Warning!!(警告) ◆




ココから先は

大人の理性を持って読んではいけません。

あなたの余りある想像力が

あなた自身を苦しめることになるかもしれません。





(17) Earwax味 肌色のビーンズ



goo辞書での日本語訳はコチラ

(覚悟して、表示してください)



これがまたわざわざ肌色だっていうのが憎い。

今までの傾向から考えると、

これからの3つも全て「再現度が高い」ということになるのか・・・・

(((( ;゚Д゚))))




ダメだダメだ!!

想像するな!!!

無心だ無心!!!

無の境地で食べるのだ!!!












はむ・・・・・・・・・(食)








う・・・・・・・・


口に入れた瞬間から広がるのは刺激味

Earthwormに似ている・・・・
(って何の救いにもならん例えだw)


さらにそこから甘味へと展開していく・・・・


甘いのか・・・・・


Earwaxは甘いのか?!開発者よ?!?!?!





本当にキミらは、食べたのか????












(18) Booger味 薄緑色に茶のぶちのビーンズ



Yahoo!辞書での日本語訳はコチラ
(混ぜるな危険)

汚い言葉過ぎて、

gooの辞書じゃ出なかったorz



大人には食べられないよ・・・・


26にもなってこれは無理だよ母さん・・・・・・・orz










(このまま5分くらい、手の上のBoogerビーンズを眺めた俺)










先立つ不幸を、お許しくださいっ!!








はむ・・・・・・・・・(食)











くちゃ、くちゃ、くちゃ・・・・・



気のせいかもしれないけど、



なんだかやけに粘り気を感じる・・・・・



いや、絶対気のせいなんだけど、



なんでだろう・・・・・????



あぁぁぁぁぁぁぁ、なんか歯に挟まった!!!


口が腐る!!!


水!水!水!!!!!









ふぅ。





味としては、

「後編」の中では一番薄味

うす〜い、それでいて嫌悪感を感じる味に

甘味が合わさった味だった。



いいや・・・・もう、


早く忘れよう・・・・・(笑)










(19) Dirt味 茶色に黒のぶちのビーンズ



goo辞書での日本語訳はコチラ

(食べられません。)



そろそろ・・・・・

読者が引きまくりなんじゃないかと心配になってきた

「後編」の9つ目



Dirtですよ、

俺も「Dirt味」なんてサラっと書いてるけど

こんなの味じゃねぇ・・・・・

口に入れるものじゃねぇよ・・・・






はむ・・・・・(食)










これは・・・・・




何かに似ている・・・・・







あぁ、







Earthwormビーンズか・・・・

(またかよw)





この際、

Dirtが何であるかを忘れて冷静に味の解説をすると(笑)、


百味ビーンズの味の中で言うならば「肉系」


Earthwormビーンズのように、


肉の生臭さと、エグみとを凝縮した


不味〜〜〜い一品に仕上がっている。




「EarthwormとEarwaxとDirtは味が似ている」
(百味ビーンズの話だが)



こんなどうでもいい定理を発見したところで

誰も幸せにならないのが悲しいところである。




(20) Vomit味 オレンジ色に赤のぶちのビーンズ



goo辞書での日本語訳はコチラ

(訳すな危険)



ハリーポッターの作中では、

ホグワーツ魔法魔術学校の校長先生嫌いだというこの味。

※1
(この人)


魔法使いの先生ですら嫌いなものを、

俺が食っても大丈夫なの?????







いやいや、

考えるな!!

想像するな!!

無心だ!!

無心無心!!

Vomitはもんじゃ焼きと似てるとか思わない!

無心だ!!







はむ・・・・・・(食)












やはり・・・・・・そう来たか・・・・・








カオスだ・・・・・





不味いものと不味いものが混ざり合い、

新たな不味い味を作り出すわけでなく

不味いまま存在している・・・・


ある意味ではVomitのイメージを忠実に再現した味



これも、無駄に完成度は高い一品だった。











◆ 結論として ◆



以上、

2回に分けて20種全てのビーンズをレポートしたわけだが、

どのビーンズも、

その名前のから我々が想像するイメージを上手に再現した

非常に出来のいいモノだった。



美味くはない

いや、

不味かった(笑)

しかし、

こんな、もはや食べ物ではないものまで

名前だけではなくしっかりと味を作っているという点については

素直に感心をした。



「海外のお菓子は大雑把だ」

なんてとんでもない。


「遊び心」だったら、日本に引けをとっていないかもしれない

そう感じた

ハリーポッターの百味ビーンズだった。






ただし、

俺はもう二度と食わない。

絶対に。






お終い







なお、今回はLuciferさんより

わざわざアメリカから送ってもらいました!!

本当にありがとう!!

仕返しにお返しに、世界一不味い飴を送るから

待っててね〜(笑)









奇食の館に戻る
(他にも色んな食べ物があります)

TOPに戻る

掲示板へ

メールを送る

※1 http://harrypotter.yahoo.co.jp/images/sty_ccc_5.gif より引用