妖怪ストリートにて妖怪ラーメンを食う


2006年5月

GWのある日の午後

変わったラーメンがあるとの情報を受けて、

一条通りの大将軍商店街にやってきた。








実はここ、大将軍商店街のある一条通りは、

百鬼夜行絵巻の舞台にもなった由緒正しき妖怪ストリート





町を活性化させようと、

商店街のいたるところに手作りの妖怪達が立っていた。

陶磁器のお店にて
カッパ風

ペットショップにて
なんかファンキー

お好み焼き屋にて
ぐわしっ!!

日用品店の前にて
釜騎士二刀流

衣料品店にて
猫娘のしずかちゃん(名前アリ)

金物屋にて
鍬で武装した妖怪


俺の一番のお気に入りがこちら。



パン屋の食パンじじぃ〜

食べ物を粗末にすると現れるらしいw

クオリティ高っ!









おっと、



そうだ。

そういや変わったラーメンを食べに来たんだっけ(笑)



本来の目的を忘れて撮影に興じていた俺






いざ、ラーメンを食べに!







こちらが今回の目的地

お食事処 いのうえ

妖怪ストリートにちなんだ
「妖怪ラーメン」というメニューがあると聞いてやってきた。





そういえば、
このお店には手作り妖怪は無いのかなぁー?
と見てみると・・・・




・・・随分・・・手抜きでは???(笑)

(名前は”いのうえ小僧”らしい)


軽くガッカリしつつ、

店の中へと入っていった。




店内は、カウンターが5席と4人テーブルが3つ

俺の行った時の厨房はご主人が一人で切り盛りしていた。



ふと壁を見ると、



妖怪らーめんTシャツを発見。(1800円)
厨房の店長もこれを着てPR
意外と商売上手だ。




そして、

問題の妖怪ラーメンが・・・・

こちら


地獄っぽい・・・

すげぇ・・・すげぇぞ妖怪ラーメンは!!









まず気になったのが

全体にふりかかっている赤い粉



唐辛子と思いきや、これはパプリカ

真っ赤だが問題なく食べることが出来る。

(煮卵にピータンを使っているのも秀逸!)



次にこの黒いスープ



ラー油が浮いていることで怪しさが増した黒いスープは

イカスミで着色

口あたりはさっぱりとしていて、なかなか美味しい。









そして、見事に青紫色に染まった麺


これはクチナシの実を使って染めているとのこと。

中に入っている具も、
キクラゲや椎茸といった具合に、黒が基調

実に凝りに凝ったラーメンに仕上がっていた!



味はというと、

スープのところでも書いたように、
わりとサッパリとした口あたり

さらに、具として入っている椎茸が
口の中に和のテイストを広げてくれる。


美味い・・・意外と美味いぞ!!!






妖怪というコンセプトを見た目で見事に表現しつつ、
それでいて京都らしくあっさりと美味しいラーメンだった。




ごちそうさまでしたー!









そして食後には・・・



妖怪珈琲で一服
(ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ〜♪)











食前から食後まで、妖怪三昧の妖怪ストリートでした。








お終い


今回行ったのは

お食事処 いのうえ

場所はこの辺り
バスで行くのでしたら、
大将軍あるいは北野天満宮を目指せばいいかと。
妖怪ストリートは、手作りの雰囲気がいい感じでした。
北野天満宮詣でのついでにぜひどうぞ。

なお、妖怪ラーメンは750円です。


値上げしたのがバレちゃうよ!!w
(店頭の貼り紙より)









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