佃煮とチョコの運命の出会い
わかチョコを食べてみた。






2011年2月




毎年、バレンタインデーが近づくと、心が躍る。


もらえるチョコを期待してドキドキ・・・・ではない。

毎年生まれては消えていく、バレンタインデー便乗系奇食との出会いが、

楽しみで仕方ないのだ。








今から遡ること2年前、

2009年のバレンタインデーには、

かまぼこ業者がバレンタインデーにかまぼこを売れないかと苦心した一品、

チョコかまに出会った。



いやぁ、アレは酷かったな・・・・(笑)








そして今回、

2011年には、こんな一品に出会うことが出来た。


その名も、



わかチョコ


である。




いかチョコではない。わかチョコ





「わか」って何なんだ???



答えは、原材料名の欄にあった。



「若さぎ」の文字



わかさぎの佃煮にチョコレートをかけたものが、今回のわかチョコ


かまぼこ業者の次は佃煮業者がやっちゃったわけだ。





まずは外観から。

パっと見てもらうと分かるように、容器が3色に分かれている。



例えあなたのある日のラッキーカラーが
ピンク
だったとしても、

そこはわかチョコがしっかりサポート。



ラッキカラーがピンクってどうしようと悩む必要もなく、

わかチョコを口に運べばいいわけである。



そんなわけで、3色はこんな内訳



お馴染み、普通のチョコレートと・・・








ホワイトチョコレートと・・・








ストロベリーチョコといった品ぞろえである。






では、鑑賞はこの辺にして、

食べてみようか。



いやぁ、こうして改めて見ると、、、

わかさぎも、砂糖醤油で煮られたうえに

チョコレートをぶっかけられる
とまでは思わなかっただろうに。。。。





な〜んてことを思いつつ、




いっただきまーっす!!







・・・・・。








ほうほう。











まず皆さん、佃煮の味を想像して欲しい。






砂糖醤油で甘辛い・・・・



そこに〜、チョコレート!!

ハイ!想像出来た!!その味!!!










甘辛いではない。甘甘いわかさぎ・・・・

すごくポジティブに言えば、「佃煮の特徴を伸ばした味」

ネガティブ言えば、「無駄に甘い佃煮」


元々甘さのある佃煮なので違和感は無いが、美味くはない。






次に、ホワイトチョコのを食べてみることに。




いかチョコの時よりも、ブツが魚の形をしているだけに、

明らかに「上に何かが塗られている感」が際立つ。









ホワイトチョコも普通のチョコと状況は変わらず(そりゃそうだ)


相変わらずやたらと甘い佃煮だ。







最後に、ストロベリーチョコ



これもまぁ、、、、味に大差はない。



東京ウォーカーが製造元にインタビューしたところによると、

「佃煮を食べたことがない人が、『佃煮ってこんなにおいしかったの!?』と驚いてくれたらうれしいです」

とのこと。



どうやら佃煮ファンへの入り口になればと作ったようだが、

さすがにこいつが入り口だと、奥はがどうなっているのか不安すぎる。

終いにゃ佃煮パフェでも出てくる勢いだ。




佃煮ファンは買わない。

佃煮を知らない若い娘も買わない。

俺のような奇特なマニアが喜ぶ、わかチョコ。



ブームは長くなさそうだ。

試すなら今のうちにぜひ試しておくことをお勧めしたい。







お終い






今回購入したのは、

佐藤食品(楽天市場)

でした。






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