しいたけと聞くと、一人の女の子を思い出す。
小学校の頃、俺の初恋の女の子は、
しいたけが大嫌いだったのだ。
しいたけが嫌い
しいたけの触れた食材も嫌い
しいたけが好きな人も嫌い
・・・という小学生特有の残酷な論理により、
しいたけだろうと何だろうとバクバク食べてしまう俺は
自動的に「嫌い」フォルダに振り分けられたようで、
その恋は実らぬまま終わった。
そんな思い出深きしいたけのお菓子が売られていると聞き
早速取り寄せてみた。
その名も、しいたけグラッセ
化粧箱入りの豪華な風貌で現れた。
箱を開けると、こんな感じ。
（写真のアングルが悪くて申し訳ないが）
箱の中にはグラニュー糖味、シナモン味、ココア味という
３種類のしいたけグラッセが入っていた。
さてここで、３択問題
１：グラニュー糖味のしいたけ
２：シナモン味のしいたけ
３：ココア味のしいたけ
どれから食べる？？？？？
◆ まずは、ココア味から ◆
なんとなく、
一番しいたけの味が殺せてそうなものをチョイスｗ
正直言って、ダシが取れるほど味が出てくるはずのしいたけだし
なんとなく危ない予感がしていた。
これが、しいたけグラッセのココア味
なんとなくいかチョコの幻影が脳裏に浮かぶ。
一番大きなかけらを拾ってみたら、
あからさまにしいたけっぽかった（笑）
う・・・やっぱりしいたけだ・・・・
大丈夫かなぁ・・・・・
では、、、、
いただきまーーーっす。
ふむ・・・・・（食）
おぉ！！！！
全然しいたけっぽくない！！！
しいたけと言われなければ、グミかゼリーか、
そういうものと間違えたんじゃないだろうか？！
歯触りはグミキャンディのようなぐにゃっとしたものになっており、
味はすっかり甘いココア
しいたけからすっかりスイーツに変身していた。
凄いぞ！しいたけグラッセ！
これだったらしいたけ嫌いの子だって食べられるじゃないか！！
◆ 次に、シナモン味を ◆
ココア味でのヒットで勢いづいたところで、
シナモン味を食べてみることに。
袋を剥くと、こんな感じのものが出て来た。
こういう高級チョコってあったよね。
なんか茶色っぽい粉をふいてるヤツ。
その中から、特に目立っていたかけらがこちら
どんなに化粧をしても、元しいたけ（笑）
シナモンのスイーツというより、
しいたけの化石に見える俺は少しひねくれ過ぎているだろうか。
では・・・いただきまーっす。
（断面図。ゼリーっぽいよね）
ふむ・・・・・
うん、これもしっかりスイーツ。
ココアに続き、シナモンも出来がいい。
しいたけの面影を若干残しつつも、
完全に一つのスイーツとして成り立っていた。
うーん、いい仕事してるなぁ〜。
◆ 最後に、グラニュー糖味を食べたんだが・・・ ◆
ココア味、シナモン味と続けてのヒットに気を良くして、
最後に取っておいたグラニュー糖味に挑んでみた。
見るからに甘そうなグラニュー糖味のしいたけグラッセ
果たして、どんなスイーツに仕上がっているのか？！
いっただきまーっす！！！
あが・・・・・・・ ( ﾟДﾟ)
・・・・こ・・・・これは・・・・ただの甘いしいたけだ・・・・
なんか色々と工夫の跡は感じるけど、
やっぱり甘いしいたけだ・・・・
ココア味、シナモン味と違って、
このグラニュー糖味は、しいたけの味がモロに残りまくり。
噛めば噛むほどダシっぽいのが出てくるスイーツとなっていた。
（言い換えるならば「旨みスイーツ」といったところか）
ココア味、シナモン味を食べたところで、
「これはしいたけ嫌いのお子さんにぜひオススメ！！」
と言おうと思ったが、最後のグラニュー糖味のおかげで、
それは不可能になった（笑）
大分の旨みスイーツ しいたけグラッセ
しいたけの旨みと砂糖の甘みの融合が許せるという
マニアックな人にはぜひオススメな一品だった。
お終い
今回買ったのは
博多うまかもん屋
というお店
今だったらバレンタインデーなんかにも
いいんじゃないでしょうか。
あと、他にもしいたけ羊羹なんてのも売っていましたよ（笑）
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（他にも色んな食べ物があります）
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