※今回のレポートはこちらを先に読んでからの方が楽しめます。
（サルミアッキのレポートへ）
先日、読者のLeuさんという方から、
小包をいただいた。
中から出てきたのは・・・・
こいつだ。
ＳＡＬＭＩＡＫＫＩ
思わず、
ぞわぞわぞわっと、鳥肌が立った。
悪寒か？ 感動か？
気持ちの整理がつかないままだが、
心臓の鼓動が早まり、息は荒くなり始めていた。
言葉は、さっきから「おおぉおぉおぉ！おぉおぉおぉ！！」しか言っていない。
人間が追い込まれたときのリアクションなんて、
せいぜいこんなもんなのだ。
落ち着いたところで、
チョコレートの裏面を確認してみると、
Milk chocolate with salmiac filling
（塩化アンモニウムが入ったミルクチョコレート）
塩化アンモニウム
キター！！！(゜∀゜)
サルミアッキの、あの特有の塩っぽいゴムっぽい味の根源・・・
しっかりと入ってやがるじゃねぇか。
続いて、チョコレートを包みから出してみた。
パッケージの撮影のために、少し置いていただけなのに、
早くもチョコレートのあちこちが溶け始めていた。
※どうやら北欧のチョコレートは融点が低いらしい。
なんか、液が染み出してきてるんですけど・・・
これってもしかしてさ、
サルミアッキの液？
サルミアッキエキス？？？
えらいこっちゃ・・・・
(((( ；゜Д゜)))
急いで、急いで食わねば。
我が家にはエアコンがない。
どんなに扇風機をぶん回したって、室温は下がらない。
サルミアッキエキスが流れ出る前に、
食ってしまわねば〜！！！
とりあえず、一口分を千切ってみた。
なんか、、、、食えそうじゃん？
そんな気がしたのもつかの間、
裏を見て、愕然とした。
なんか、詰まってる・・・
絶対、アイツだ・・・
伸び〜る、こんなに伸び〜る。
伸ばしている間にも、指で触れている部分が溶けていく。
そろそろ食わねばか・・・・
では、心して・・・
いただきまーっす！！！
む・・・・・
口に入れた瞬間はチョコレート
口に入れる前から溶けかけだったので、
あっという間に喉奥へと流れ込んでいく。
続いて、舌を刺激するのは、
懐かしい、あの味
キン消しの味だ・・・
（またしても、キン消しの分からない世代の皆様ゴメンナサイ）
若干、辛味のあるゴムの味が、
舌を刺激する・・・・
くぅ〜あ〜・・・・・( ﾟДﾟ)
不味い！！！
やっぱり不味い！！！
ただ、サルミアッキ飴よりもマシなのは、
やはりこの周りにチョコレートがあること。
サルミアッキに刺激されてあふれ出た唾液は、
溶けたチョコレートと混ざって、塩ゴムっぽさを和らげてくれる。
塩ゴムチョコってところかな。
新手の塩スイーツとして売るには・・・
さすがに不味すぎるか。
うなったり、叫んだり、
大騒ぎをしたファーストコンタクトであったが、
まだ、こんなに残っている。
どうしよう・・・・
とりあえず、
対面に座っている嫁に半分食べてもらうことにした。
（こっちは俺が食う。そっちはキミが食べてくれ）
俺がわーわー騒いでいる間も、
チョコレートの融解は進んでいた。
染み出るサルミアッキエキス・・・
もう、限界かも知れん・・・
一かけらだけつまむと、
断面が分かりやすいサイズに割れてくれた。
深緑のペースト状の物体が、サルミアッキである。
こいつが不味いのだ。
この後、二度目のチャレンジを試みたが、
やはり不味かった。
この後、、、、
無理して食べたせいか、頭痛までし始めた。
ここまで来ると、サルミアッキが不味いせいなのではなく、
もしかしたら、俺が単にサルミアッキが嫌いなだけなのか？
という気にもなってきた。
不味いからといって、気分まで悪くなるのは普通じゃない。
先入観の無い人にとっては、
このサルミアッキチョコは、
初心者向けのサルミアッキとして、
ちょうどいい具合の味だったらしい。
例えば、うちの嫁が言うには
「なんか変なものが入ったチョコだけど、なんとか食える。」とのこと。
不味そうだったが、しっかり食えていた。
いきなり最強レベル（サルミアッキ飴）から入ってしまった俺にとって、
もはやサルミアッキの味は天敵になってしまっている。
全国のサルミアッキ経験の無い諸兄は、
まずこのサルミアッキチョコから始めて、
北欧諸国との異文化交流に努めていただきたい。
お終い
今回のサルミアッキチョコは、
Leuさんにいただきました。
本当にありがとうございました！！
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