０８年６月１３日
じめじめとした梅雨真っ只中の愛知を離れ
この日は宮城県の仙台に来ていた。
仙台はまだ梅雨入り前。
からっとした陽気が最高に心地よかった。
仙台といえば、
牛タン、ずんだ餅、笹かまぼこ
（俺のイメージね）
そんな名物の数々を一旦は忘れて、
この日は仙台の奇食を食べてみることにした。
やって来たのは、仙台駅から徒歩５分ほどにある
柳家というお店である。
のれんをくぐり、店に入ると、
店員さんから食券を買うように促された。
駅前の好立地だし、普段は混む店なのだろうか。
そんなことを考えつつ、目当ての品を探す。
あのラーメンは・・・・
どこだ・・・・？？？
あった。
レアチーズキムチ納豆ラーメンだ。
もう一度言おう
レアチーズ 納豆 キムチ
ラーメン だ。
何なんだ、この
闇鍋っぽさは（笑）
ラーメンと納豆キムチが合うかどうかすら疑問なのに、
そこにさらにレアチーズ・・・
臭い？辛い？甘い？
あるいは・・・・？
うーん・・・・
正直言って、全く想像がつかない。
注文の品が来るまでの間、
ぐるっと店内を見回してみたが、
奇食のお店にありがちな、怪しげな感じはない
どちらかというと小ざっぱりした清潔感のある内装だった。
待つこと５分ほど
目の前にどかっと置かれたラーメンは、
予想以上の迫力だった。
これが、レアチーズ納豆キムチラーメンである。
目の前に置かれてまず気づいたのが、
この独特な臭い。
煮えた納豆とキムチ、スープは味噌ベースだろうか？
欧米人だったらのけぞってしまいそうな、
実に東洋的な臭いが、ぐつぐつと湧き出ていた。
ラーメンの真ん中に居座る、白い物体は・・・
まさかこれが、レアチーズだというのか？？？
まるで半熟煮玉子のようなビジュアルなので、
何となくその存在を受け入れてしまっていたが、
冷静に考えるとこれは大珍事
だってラーメンの真ん中に、レアチーズだぜ？
しかもこんなにたんまりと。
（さらにその下にはプ〜ンと臭う納豆＆キムチｗ）
どうやって食えというのだ・・・・
そうだな、とりあえず、
箸でかき混ぜてみるか・・・・
（あ、やわらかい・・・ぷにぷにだ・・・）
かき混ぜてみたわけだが・・・
（ぐしゃぐしゃ・・・）
うーむ・・・・・。。。
俺は何か、間違ったのだろうか？
いつの間にか闇鍋指数１２０％
何でこんなにグロくなってしまったんだろう・・・orz
いや、見た目に惑わされるな。
きっと、、、きっと、、、、
味は悪くないはずだ・・・・
いっただきまーっす！！！
ぐ・・・・
そうか・・・
レアチーズ・・・
これ、甘いんだね・・・・
当然のように、しっかり甘いレアチーズ
溶け残ったレアチーズが、口の中でなかなかの存在感を発揮している。
どうやら闇鍋を覚悟でもっと混ぜておくべきだったようだ。
続いて、今度はレアチーズの溶け切った部分を食べてみた。
むぅ・・・・・
激しくカオス・・・・
闇鍋指数１５０％
色んなエキスが詰め込まれまくった具とスープが、
舌を、喉を、胃を刺激する・・・
そして鼻からは相変わらずの納豆キムチ臭
個人的にはわりと好きな臭いなのが救いだ。
しかしこれは、、、、
独特過ぎて、コメントに困る。
味の表現が難しい。
そうだ、スープを飲んでみるか。
むぅ・・・・
濃厚だ・・・・・
レアチーズの甘さと、キムチの酸っぱ辛さ、
そして納豆の独特の風味のそれぞれが口の中でぶつかり合っている。
日韓欧の発酵食品のバトルロイヤル
勝負はついていない。
それぞれの味が出たまま、ラーメンになっている。
混沌のまま出される柳屋の味に
皆は耐えられるだろうか？
俺は美味いと思った。
でも、万人向きではない。
口臭のエチケット対策は完備して、挑んで欲しい。
ごちそうさまでしたー！！
お終い
今回行ったのは
柳家 仙台店
仙台駅から歩いていける距離でした。
ちなみにこの柳家というお店、
地元ではかなりの有名店のようで（本店は岩手県らしい）
店内にはこんなポスターが貼ってありました。
Yahoo!JAPANグルメランキング
みんなで決める！うまいラーメン店
岩手県第１位
そして、写真がキムチ納豆ラーメン
（レアチーズではない）
愛されているんですね・・・ｗ
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（他にも色んな食べ物があります）
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