名古屋のに登ろう

〜喫茶「マウンテン」への挑戦3〜



山は、夏と冬では全く違った顔を見せると言う。

夏に見せた笑顔は

冬には冷酷な笑みへと変わると言う。

果たして、

名古屋にそびえる「山」

私にどんな顔を見せてくれるのか・・・


※初めて読む方へ
名古屋にある喫茶「マウンテン」は
通称「山」として親しまれています。






2005年1月4日(火)
AM9時30分


3回目の登山を開始



(前回はこんな看板は無かったような気が・・・)



店は前日までは正月休みだったので、

この日が新年初の営業日になる。



店内に足を踏み入れると、

客は5名

学生風の3人組と、

老夫婦。

(この学生は開店前から並んでいた客らしく、
俺は2005年で6人目の客のようだ)




席に座り、

メニューを眺める・・・・





目に飛び込んできたのは


鍋スパ


の文字。


まだ雪が少し残る中を歩いてきて冷え切った身体を温めるには

これしかない!!

寒い日は鍋に限る♪




待つこと20分
(やや遅い)







俺の想像では、







鍋焼きうどんみたいな、

こんな感じのが運ばれてくるのだと思っていた。

















思っていた(笑)


















実際に運ばれてきたのが

これ






なんなんだこれは・・・・?!( ̄Д ̄;)










コレガ、鍋デスカ?



いや、確かに鍋なんだけど・・・・・

これは一家でシチューとかを作るときの鍋だろ???(笑)




鍋の中には、

人参、いんげん、白菜が5%くらいと

パスタ麺が95%(笑)



鍋の中の汁には味は無く


手前にある付けタレで食えとのこと(笑)


麺と野菜を煮ただけじゃん・・・

手抜きだなぁオイ(笑)






あぁ、確かに鍋スパだね・・・・

間違ってないよ・・・・・(笑)



結婚して、嫁が晩飯にこんなのを作ったら、

速攻で2時間は説教をするところだが、


これは自分で注文しただけに始末が悪い(笑)

食わねば!!!登頂せねば!!!





食べ方としては、



こうして付けタレに浸して食うことになるわけだが、

この付けタレが、異常にショウガが効いている!!

最初の方は、ショウガの味しかしない。


ちなみに、

鍋スパと一緒に渡されたのは、上の写真でも分かるように

フォークではなく、割り箸(笑)



箸を出す時点で、

スパゲッティであることを放棄しているような気がする
んだが・・・・(笑)




(15分経過)






この辺で満腹(笑)

写真でも分かるように、

全く減った気がしない。


麺がふやけて増えているんじゃないだろうか?

という疑問も湧いてくる。

自然増殖か・・・・・恐るべし・・・・




まだ3合目といったところ。











(さらに15分経過)






5合目くらい。


朝飯としては、この辺が限界。



死にそうだ・・・・

何かが産まれそうだ・・・・・










その時に現地で書いた俺のメモ

走り書きされた文字に

その時の複雑な心情が読み取れる(笑)











そしてさらに15分・・・・・






登頂成功!!!!!!



最後の方は、

付けタレが薄くなりすぎて、

ゆでた味の無い麺を食っているだけだった(笑)

なんで付けタレが最初はあんなに味が濃いか分かったよ・・・(苦笑)

量が薄くなるからなんだね。

その辺は、考えてくれてるんだね・・・・・・・(笑)







本当に、

しんどかった。

泣きそうになった(笑)





味のしない、茹であがった麺を、

延々と腹に流し込む作業

これはもはや苦行の領域である(笑)


小中学生にはオススメ出来ない。

小さい頃にこんなものを食うと、

一生、スパゲッティが嫌いになってしまう(笑)




不味いわけではない

変な味はしない。

素材にも問題はない。

味が無く、ただ多いだけ

それがどれだけ恐ろしいかを思い知らされた

恐るべき一品だった。








お終い





追伸

今回で、

初挑戦から3回連続の単独登頂成功
(しかも、うち2回は朝ご飯)

これって偉業じゃねぇ?(笑)






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