マグロ入りマドレーヌ
マグレーヌを食べた。



神奈川県の三浦半島の南端にある三浦市は、
マグロの遠洋漁業で有名な町なんだそうな。

※1
(このあたりね)


そんな三浦市の近郊にお住まいの読者さんから、
結婚祝いということで、こんなものが送られて来た。





三崎名物 マグレーヌ
マグロ入マドレーヌ





マグレーヌ・・・
語呂が良すぎてうっかりと受け入れてしまいそうだが、
冷静に考えると「鮪」「マドレーヌ」である。
(漢字で書くと違和感が増すよね)


ジャンルとしては、佃煮ワッフルの系統だろうか。
洋菓子と和の食材の無理矢理コラボ

さぁ、どっちに転ぶのか?!



箱を開けてみると、こんなのが出てきた。



ゴロゴロっとマドレーヌ






裏面を見ると、こんな感じ。



しっかりと、マグロ

ついでに、
その次に書いてある「味醂(みりん)」「醤油」という文字も気になる。




袋を剥くと、こんな感じ。




あぁ、ちゃんとマドレーヌだ・・・・・♪



甘い臭いの出迎えに、色々と安心したところで、

マグレーヌの中を割ってみることにした。




がばっ!!

ん???
真ん中に何かが・・・・これがマグロか・・・?


マドレーヌの中に、明らかに見える怪しげな染み・・・

マグロが醤油と味醂で
あんなことやこんなことになっているものが挟まっているのだろうか。





では・・・
割ってしまったことだし、食べてみるかな。

いただきまーっす。






おぉ・・・・美味いじゃん。

臭いを嗅いで、
俺の鼻が「美味そうだ」と言っていたのが当たったようだ。

マドレーヌの味は平凡ながら、
噛むごとに感じるマグロの味が、独特の濃厚さを醸し出している。
安易な表現を使うなら、「大人の味」とでも言ったらいいんだろうか。
普通のお菓子では考えられない「うま味」が染み出てくる。

フランスの伝統菓子を、マグロと醤油と味醂がジャックした形のマグレーヌだが、
この無理矢理コラボは大成功だったと思う。






・・・・と、ここまでの記事を読んだところで、

このページを読みなれた皆さんには、
きっとこのお菓子はわりと普通に見えているかもしれない。

しかし・・・
ちょちょいとgoogleで「マグレーヌ」を検索してみると、
「不味い」って言う評判もちらほら。

世間は、そもそも魚と甘いものという組み合わせが許せないらしい。

このマグレーヌは、一人で黙々と食べても面白くない。
ここはぜひ、あなたと世間の距離感を計るために、
周りの(出来るだけ大勢の)人と一緒に食べてみてはどうだろうか。

きっとそれなりに盛り上がれると思う。
たぶん。



お終い




追記

悔しいことに、この食べ物については
俺がうかうかしているうちに、
Excite Bitに先を越されてしまった。

もらったのはずっと前なんだよ〜
真似したんじゃないよ〜

なんつって、とりあえず叫んでおこう。





今回購入したのは、

有限会社 清月
(詳細は上記レポートのラベルを参照)

この他にも、
「まぐろあん」の入ったかぶと焼きってお菓子もあるそうな。
食べたいんだよね〜、これ。



みんたさん、ありがとうございました〜!



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※1 Google Mapより引用