マーボー豆腐は飲み物なのか?!



2007年9月1日(土)



渋谷駅前は、この日も混み合っていた。


他に用事があったとはいえ、
わざわざ渋谷まで足を伸ばした理由は、やはり奇食

今回は、
若槻千夏の書く人気blog「マーボー豆腐は飲み物です。」の
blogタイトルにちなんだドリンクその名も「マーボー豆腐ドリンク」
渋谷のカフェで限定発売されると聞いてやって来た。


ハチ公口から、歩くこと10分ほど、



ファミリーマートの上に見えるお店「SUZU cafe」が、
今回の目的地である。


店内の雰囲気はこんな感じ。



席と席のスペースが広めに取ってあり、
開放的な雰囲気のあるお洒落なカフェだった。


こんなお店に、
本当に
マーボー豆腐ドリンクなんてあるのか?

店に入った瞬間にかなり心配になったが、
その心配は渡されたメニューを見て、解消した。



おぉおぉおぉおぉ!!
あるあるある!!

なんか本当にマーボー豆腐っぽいじゃん!!
っぽいというかマーボー豆腐そのまんま?


これだよこれ。
これを飲みに来たんだよー!


興奮に鼻の穴を膨らませつつも、
お洒落なカフェの雰囲気を壊さない程度に、
冷静にオーダーを通し、
静かにドリンクが来るのを待った。






・・・。



ヒマだな・・・・。
しまったな・・・オトコ1人で来るんじゃなかったな・・・
嫁と一緒の方が良かったな・・・・



そんなことを考えつつ、
ありもしない視線に耐えること20分ほど
(なんかやたらと待たされた。。。)




待望の品がやって来た。


店員「お待たせしました。
マーボー豆腐ドリンクです。」




なんか・・・思ったより少ないな・・・


メニューに載っていた量は、何だったんだろう。


あんなにたっぷりと熱いマーボー豆腐を紙コップに注ぐと、
熱くってもう大変なことになるだろうなってことは想像出来るが、
でもなぁ・・・(笑)


釈然としないまま、紙コップを覗き込む。



具の方に目を移すと、

ストローで少しかき混ぜた限りでは、
マーボー豆腐の具はかなり細かくなっている模様。

臭いは完全にマーボー豆腐
味もきっとマーボー豆腐なんだろう。



ここまで読んだところで、
「じゃあ単にマーボー豆腐にストローを刺しただけじゃん」と思ったアナタ
アナタは正しい。

でも俺としては、
マーボー豆腐を飲み物と捉えるという(たぶん世界初の)画期的な試みを評価して、
もう少し、主催者側の仕掛けに乗ってあげたいと思う(笑)





ではでは、

冷めないうちに、
いっただきまーっす!!!




ずずずず・・・・・


ずずず・・・




ドゥッ!!!

いかん、具が詰まった!(゚Д゚)
緊急事態!緊急事態!!

至急、具を逆流すべし!!


具の詰まったストローは、実にやっかい。
息を吹いてひき肉みたいなものを吐き出す羽目になった。



こりゃ・・・あかんわ。

確かに具は細かくなっているけど、
普通のマーボー豆腐に比べて水分が多いわけでもなく、
ストローで飲むには障害が多すぎる。
詰まるし、それに熱い

猫舌の俺は、
3秒ほど吸って、少し休憩
そんな状態が続いた。


しょうがないな〜・・・







スプーンを使うか。

スプーンを使ってしまうと、
ドリンクから一転、単なる中華スープになってしまうので、
出来るだけ自重していたんだが、もう我慢の限界。
だって、飲めないんだもん、あのままじゃ。


それにしても、、、
スプーンに替えてみたら、
マーボー豆腐の食べやすいこと食べやすいこと!(笑)

さくさくさらさらっと胃に流し込んで、
あっという間に完食となった。



ごちそうさまでしたー!
(書き忘れてたけど、味はやっぱり普通のマーボー豆腐だったw)


結論としては、
このマーボー豆腐は飲み物になれていなかった。
問題なのは2つ、「具の大きさ」「熱さ」

1つ目の問題については、今回は具を小さくすることで対処していたが、
それよりもタピオカ入りドリンクについている太目のストローを使うことで
対処出来ていたのではないだろうか。
これで詰まる心配はなし。安心してずずずっと飲むことが出来る。

2つ目の問題については・・・
最初から少し冷まして出せば解消出来る。
もちろん、飲む側が勝手に冷ましてもいい。

具の大きさと熱さ
この2点に改良を加えれば、
マーボー豆腐は飲み物になれると思う。
次回作があるならば、
ぜひその辺にこだわった品を期待したい。



お終い






今回行ったのは、

SUZU cafeというお店。




マーボー豆腐ドリンクと合わせて注文したものも、
なかなか美味でした。







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