◆序章◆
2006年3月
「岡山に串に刺さったどら焼きを売っている店がある」
そんな情報を聞きつけた俺は、
早速、
取り寄せてみた。
お店の名前は福助堂
商品の名前は「串衛門(くしえもん)」
どら焼きの・・・・
串衛門・・・・・
なんとなく、
これをイメージしている気がする・・・・
閑話休題
◆まずは外観を◆
送られてきた包みを開けると、
こんなのが現れた。
(10個まとめてしか売ってなかった・・・)
ズラズラっと箱に並ぶくしどら達
パッと目に飛び込んでくるのは、
前列に並んでいる
ゆず味、コーヒー味、いちごクリーム味、はちみつレモン味、クリームチーズ味
美味そう・・・・・
そもそも、
なんでわざわざ串に刺す必要があるんだ?
そんな疑問も感じつつ、
前列の下に敷かれている、後列のくしどらを見ると・・・・
カレー!!!
くしどらカレー!!
かつて「どらカレー」というのを食べたことがあるが、
その時の記憶が蘇ってくる・・・・
さらに、
その横には・・・・
キムチー!!!!
(見づらいと思うけど、シールに原材料「白餡、キムチ」てw)
”韓国人の魂”がどら焼きになって、
さらに串に刺さって登場だ!!
甘味+キムチといえば、
”ロッテリアの生み出した悪夢”キムチシェーキが思い出される・・・
どう考えても・・・美味いとは思えん・・・
◆実際に食べてみよう◆
まずは、カレーの方から食べてみることに。
袋を剥くと、こんな感じ。
なんとなく、
でんでん太鼓っぽい。
言うなら、二連でんでん太鼓ってところか。
袋を開けた瞬間から、
鼻に届くのはカレーの香り
いやぁ・・・相変わらずカレーは、
何と混ぜても自己主張が強いねぇ〜(笑)
注:カレーは何に混ぜてもカレーの味が勝つ。
これを「カレー最強論」と呼ぶ(笑)
(奇食の館の基礎用語)
では、実際に食べてみると・・・・
ん・・・・・(もぐもぐ)
ふむ・・・・・・
やっぱり、、、
美味くはない(笑)
味としては、どらカレーと同じ味。
カレーの自己主張が強い。
どらカレーは、どら焼きの皮にカレーだったのに対し、
今回はあんこにカレー
入れる場所は違っても、味はほとんど一緒(笑)
この辺がカレー+あんこ菓子の限界なのかなぁ・・・・
一方で、
もう一つの注目点
「串に刺さっていること」なのだが、
こうして串に刺されたどら焼きを持ってみると、
意外にも、このホールド感が悪くない(笑)
食べた感じも、
なんとなく、満足感が増したような気もする。
(串に刺さっている都合、食べる速度が落ちるからかも?!)
これは・・・・アリだぞ!!
串に刺さったどら焼きは、アリ!
(もちろん、どら焼きが小さいのもポイント)
次に、
問題のキムチ味を食べてみることに・・・
袋を剥くと、
やっぱりでんでん太鼓
横を向けると・・・・
あぁ・・・・・なんか・・・
あんこが微妙に赤いよぉ・・・・・(;´Д`)
なんか赤くてプツプツしたものも見えるよぉ・・・
では、これも食べてみると・・・・
んが・・・・
辛くは・・・ないな。
甘くもない
かといって「甘辛い」わけでもない(笑)
強いて言うならば「ピリ甘い」
カレー+あんこのように、
キムチが強烈に自己主張をするわけではなく、
あんこの中にキムチが上手に織り込まれている。
見事なキムチテイストの白あん!
いい出来なんじゃないかな?!これは。
ただなぁ・・・・
やっぱり、
美味くはないんだよなぁー・・・・・(笑)
頑張った感は出てるんだけどねぇー・・・
キムチを知り尽くした(?)ロッテリアを以ってして
美味しくならなかったキムチスイーツは、
岡山の和菓子屋が作ってみても、
やっぱりあんまり美味しくはなかった。
後に続こうという無鉄砲なお菓子職人・パティシエの皆さん、
ぜひこのレポートを読んで、
思い留まって欲しい(笑)
ちなみに・・・・
◆普通のもありますんでよろしく◆
串衛門の普通の味のは、
非常に美味でした♪
ぜひお召し上がりをm(__)m
お終い
今回購入したのは
福助堂
送料は一律500円です。
ふぁゆえさん、
情報提供ありがとうございました!!!
奇食の館に戻る
TOPに戻る
掲示板へ
メールを送る