07年にはいかチョコチーズ&いかチョコ抹茶という
いかとチョコのベストマッチを目指した一品を放ったタクマ食品が
08年も新作を携えてやって来た。
今年は、いかチョコ塩キャラメルらしい。
ん〜・・・・・
そのブームはね〜・・・
確か07年シーズンだったと思うんだよなぁ〜
(今年やるなら生キャラメルだよなぁ)
いきなり周回遅れからのスタート
先が思いやられる。
箱の側面には、いつも通りのコメントを発見。
「業界初」
「今までに無い新しい美味しさ」
これまでのいかチョコシリーズで
何度か見たことがある、
このフレーズ・・・
いつまでもパイオニア
切り拓いた道を誰も辿ってこない悲しさを感じる。
箱を開け、
小袋から、中身を取り出したのが、
こちら
これが、いかチョコ塩キャラメルである。
鼻を近づけると、
キャラメルと思われる甘い香りが漂う。
さきいかの、あのいか臭さは全く感じられない。
なんか・・・
美味そうだ・・・♪
これは本当に、
さきいかなんて入っているんだろうか?
そもそも最近いかチョコ自体にご無沙汰だったせいか、
さきいかが入っていることすら疑わしく思えてきた。
これは、実は
単なる塩キャラメルの美味しいお菓子なのでは?
そうマインドコントロールしたところで、
口の中へと放り込んだ。
いっただきまーっす!!!
ふむ・・・・(食)
表面のキャラメルは非常に口溶けがいい。
「塩」キャラメルらしさはそれほど感じないものの、
甘い味が唾液に溶けて口中に広がる。
次にさきいかの、あの味が・・・・
と来るはずが、肩透かし。
またこのパターンか。
07年のいかチョコ抹茶もそうだったが、
最近のいかチョコは、
さきいかの味を殺す方に全力を注いでいる気がする。
今回のいかチョコ塩キャラメルについてもそう、
塩キャラメルの中心に、何か変な芯が入っていると思う程度で、
さきいかのインパクトは小さい。
塩キャラメルという流行モノを追うだけでは物足りない
初めていかチョコに出会った時の、
あの衝撃に、再び出会える日は来るのか?!
当ページの原点となる食品だけに、
迷走を経て新たな境地へと辿り着いてくれることを祈りつつ、
次回作に期待したいと思う。
ちなみに今回のいかチョコ塩キャラメルは、
どうやら融点が低いようだ。
だったらもういっそのこと、
いかチョコ生キャラメルってしちゃえばいいのに。
その方が売れるだろうになぁ。
実に惜しい。
お終い
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