甘い?辛い?それとも?
バナナカレーうどんを食べた




池袋に美味いカレーうどんを食べさせてくれるお店がある
そしてそこには、バナナの入ったカレーうどんがある

そんな情報を頼りに、
やって来たのは古奈屋というお店



本店は巣鴨にあり、そちらはシニア層にも大人気のお店なんだとか。
池袋のこのお店も、昼時ということもあり
少し待たなければ入れないほどの賑わいだった。


しばらく待って、ようやく通された店内は、
なかなかに上品な造り。
言い換えると、奇食が似合わない造りだ。


高そうな店で奇食を頼むのは少し気が引ける。
少し小声で「バナナカレーうどんをお願いします」と伝えた俺に、
店員さんも落としたトーンで返事を返してくれた。
なんだ、いい店じゃないか(笑)





混んでいたこともあり、
注文してから15分ほど待ったところで
待っていたバナナカレーうどんがやって来た。


これが、バナナカレーうどんである。



右奥に置いてあるのが、どうやらバナナの天ぷら



なるほど、
天ぷらのサクサク感を損なわないために別で出してくれるようだ。


別々に食べても問題ないかも知れないが、
ここはやはり、上から投入すべきだろう。


べちゃ


あまり・・・・美味そうに見えないのが難点だが、
一応、これで完成のようだ。


とは言え、見た目はこんなだが、
さっきからもうたまらないくらいに美味そうな臭いがしている!
カレーうどんの魔力香りがぁ・・・・


あぁ・・・・もうたまらん!!


いっただきまーーーっす!!



まずは麺から・・・・

んまいっ!!
つるんつるんとコシのある麺が美味い!!




そしてスープはというと〜・・・



これまた美味い!!

カレーの風味と和風ダシと、色んなものが煮込まれてそうな複雑な味・・・

美味いね〜。ゴクゴク飲めちゃうね。
冬にまた来たいね、ここは。




そ〜して〜っ・・・・・



ぬばぁ!

イッツァ バナァナァ〜・・・・




い、いや、、、、、、
このビジュアルは・・・・・どうなんだ???

麺は美味かった。
スープも美味かった。



具は・・・・具は・・・・・?







・・・・・(味見中)









おぉ、美味い!美味いじゃん!!!

バナナの天ぷらとスープの相性が絶妙!!
スープを吸った天ぷらの衣と、
その中に隠れているほんのり甘いバナナの組み合わせは、
まるで上質の海老とその周りを包む天ぷら粉のような
素晴らしい相性を発揮していた。

これはいい、これはいいぞ。



それにしても・・・
なぜバナナの天ぷらを入れようと思ったんだろう?
イモでもいいじゃないか?しし唐だって玉ねぎだって・・・
他にも一般的に天ぷらにされる食材はいっぱいあるのに、
敢えてバナナ
なぜ?Why?




首をひねったまま店を後にした俺だが、
自宅に持っていた本の中にたまたまバナナカレーうどんの話が載っており、
偶然にもその答えが書いてあった。

(以下は引用)

バナナはかつてカレー汁の隠し味に使っていた
ことがあって、
以前から相性の良さに注目していたという。
池袋東武の店で出したのが最初で、
いまは本店を除く各支店で食べられる。

(引用終わり)

なるほど〜。
バナナを隠し味・・・相性の良さに注目・・・・
いやぁ、、、、、、やっぱり美味い店の店主は、
考えることが違うね。

既成の概念に囚われない自由な発想から生まれたバナナカレーうどん
東京に来て「東京ばな奈」なんかを買って帰るよりも、
ぜひこっちのバナナを楽しんで欲しいと思う。



お終い







今回行ったのは、

古奈屋というお店。

後で知ったんだけど、
このお店って名古屋にもあるそうで・・・
わざわざ都内で行かなくてもよかったかもしんない。



なお、
今回のレポートにあたって
バナナカレーうどん誕生の話を引用させていただいたのは、
泉麻人さんの『なぞ食探偵』という本

(楽天ブックスでご購入の方はこちらから)

かつて読売新聞の夕刊に載っていたコラムを集めた本なんだそうな。
奇食というよりも、いわゆる「B級グルメ」の本なんだけど、
なかなか情報が充実していて、良書だと思う。
B級グルメファンにはオススメ。

そんなわけで、参考になりました。
ありがとうございました、泉麻人さん。



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