バカアホフラメンキンを食べた。


バカでアホでフラメンキン

そんなエキセントリックな名前の食べ物を出す店があると聞きつけて、

群馬への出張の帰りに、新宿に立ち寄ってみた。






1.名前から推理してみる( ̄ヘ ̄)


そもそもバカでアホでフラメンキンとは何なのか???

まずはその名前から実態を推理してみることにした。



言葉をそのまま理解すると

バカで

アホで

フラメンキン

と・・・

なんとなく、

このままでは日本語としておかしい気がするので、





バカで

アホな

フラメンキン


と直してみる。




バカでアホなフラメンキン







うーむ・・・・・( ̄ヘ ̄)







日本語としてはなんとなく分かるようにはなったが、

俺はそもそも

バカでアホじゃない普通のフラメンキンを知らないことに気付いた(笑)









ダメだ・・・・何も分からない・・・・・orz










2.百聞は一見に如かず

そんなわけで、

実際に現地に来てみた。

場所は冒頭でも書いたように、

新宿駅西口のほど近く。

ビックカメラとさくらやが対峙する間を抜けて、

曲がり角を右に入ると・・・・・



いかにも路地裏というところに行き着く。

ここから先に入るには、初めてだと少し勇気がいるディープな世界だ。


そんなディープな路地に入って少し歩くと

こんな食堂を発見した。



ここだ・・・・・

のぼりでしっかりとバカをアピール(笑)

目的の地「つるかめ食堂」である。




店の中に入ると、

客席は厨房をぐるりと囲むように配置されたカウンターのみ。

2階にも客席があると書いてあったが、

どう行ったらいいのか検討もつかないくらい狭い(笑)

客層は主におじさん。

たまたまかもしれないが、30代以下は俺だけに思えた。




メニューを見ると・・・・

お目当てのバカで(略)の他にも

バカコンポジャ

ソイ丼

ソイの頭

ポジャ丼


と、理解できないメニューがズラリ。

ある意味、目移りしてしまって困る俺(笑)











3.食べてみた


結局、当初の目的のバカ(略)の定食を注文して、

待つこと数分・・・・


俺の目の前に、

ついに、

バカ(略)定食がやってきた!!!





んんんん〜????????


なんだ?????





これがフラメンキンなのか?????





どこがどう、「バカでアホ」なんだ???????











(カラシを塗ったバカ(略)の拡大図)

こうして見るとよく分かるが、

どうやら、ベーコンに牛肉を巻き付けて天ぷらにしているもののようだ。


味の方はというと・・・

これが揚げたてでなかなか美味い♪

絶品!!とまでは行かないが、

揚げたてのころもが歯ざわりよく口の中を刺激し、

中からは肉汁がじゅわっと・・・・


美味いじゃねぇかバカ(略)!!!

↑軽く意味不明(笑)



このバカ(略)定食で、700円

新宿としてはまぁまぁのお値打ち価格なのではないだろうか?






結局その日は、

何がバカ

何がアホ

フラメンキンが何なのかよく分からなかったが(笑)

バカ(略)定食を美味しくいただいて、

ディープな路地裏を後にしたのであった。











4.後日談

帰宅後に調べたところによると、

バカとはスペイン語で牛肉のこと

アホも同じくスペイン語でにんにくのこと
(某所にはアホーメンというにんにくラーメンもあるようだ)

そしてフラメンキンとは・・・・

南スペインのコルドバ地方の名物料理なんだとか。

つまり、バカでアホでフラメンキン

名実ともに立派なスペイン料理ということになるわけである。

(正確には「バカとアホのフラメンキン」かな?w)

す・・・すごい・・・・(笑)




店のボロさに思わず侮ってしまったが、

実は名前にも深い意図があった

そんな、

バカでアホでフラメンキンなのであった。

お終い。






今回食べたのは

つるかめ食堂

場所はこの辺り

すごく狭い路地の中にあります。

再開発とかで無くなっちゃわないか少し心配です。
(2005年7月時点)



◆後日談◆

聞くところによると、

以前、つるかめ食堂には
スペイン人の方が勤めていらしたようで
その方の影響で、
スペイン料理が登場したんだとか。

さらに、
バレンシアという
スペイン料理の姉妹店もあるんだとか。
※ただし、20年ほど前の話w

(小豆さんより)








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