川崎市民のスタミナ源
アホーメンを食べてみた。



アホーメン



そんな名前の食べ物が川崎市にあるという。

場所は川崎市役所の程近く。
ということは、きっと川崎市の行政は
アホーメンを食べた人達によって動かされているに違いない・・・
なんてそんなどうでもいい妄想をしつつ、
残暑の街路を歩いて行った。

JR川崎駅から歩いて10分弱、大通り沿いにその店はあった。



中華料理 萬楽



看板にも載っているように、
ここがアホーメンのお店である。




そもそも、アホーメンとは一体何なのか?!

当サイトを熟読されている方はもう既にお気づきかも知れないが、
そこはぐっと堪えて読み進めていただきたい。



店内はこんな感じ。



一般的な町食堂の雰囲気である。

席に着き、早速目的のアホーメンを注文することにした。


俺「アホーメン1つ。」

店員のおばちゃん「ハイ、アホーメン1つ!」

軽妙なやり取りで伝票に書き込まれたのは、

「アホー」の文字



普通の店だったら単なる落書きだぞ、これw



程なくして、運ばれてきたアホー



これが、アホーメンである。




どこがどうアホーなんだ? (・∀・;)

そうお思いの貴兄のために、そろそろ種明かしをすると、

実はこのアホーという言葉、

スペイン語でニンニクのことを表すんだそうな。
(正確にはアッホになるらしい)

※奇食の館ではバカでアホでフラメンキンに続いて二度目のアホ食品



その証拠に、レンゲを深く差し入れると、

ほら・・・



大量のアホーどもがゴロゴロと・・・w


実は店の前の看板の時点で種明かしが済んでいたりもする。



きっとこの看板が無い頃は、
「アホーメンってなんだ?」って何度も何度も聞かれて
店員さんが面倒臭かったんだろうなぁ・・・(笑)



肝心のアホーメン自体はというと、



縮れた麺に、
ちゃんぽんを少し辛くしたようなスープがよく絡んでいて、
結構美味い。

大量に入れられているアホー(ニンニク)は、
コクとなって口の中に充満していく・・・
美味いなぁ〜。


ある程度食べ進んだところで、
店員のおばちゃんがこんなものを差し出してくれた。



臭い消し用の、お茶なんだそうな。
(アホーメンを食べればついてくるっぽい)

飲んでみると、中国茶のような味だった。
確かにアホー臭さには効きそう。
電車で帰る予定だったので、
グビグビと飲んでアホー臭を消しておいた。

お茶も含めて、ごちそうさまでしたー!





食べ終わって冷静に考えると、
そもそもなんで中華料理屋にスペイン語?っていう疑問も湧いて来る。
スペイン人がバイトでもしてたのかな?
あるいは、「アホー」ありきで突っ走っちゃったメニューなのかな?
今回は聞き損ねたので、
次に機会があったら聞くことにしよう。

あ、そうだ、
話す機会があったらバカ(スペイン語で牛肉)も
ぜひ採用してくれって言っておかなきゃだな。
「バカアホーメン」の誕生を夢見て・・・
ぜひまた行かねばと思った、
萬楽のアホーメンであった。



お終い




今回行ったのは

萬楽(livedoorグルメ)
住所: 川崎市川崎区宮前町8−13
営業時間 11時〜15時/17時〜27時 (日祝25時)
年中無休


アホーメンの他に、

アホークッパなんてのもありました(笑)


なお、今回のレポートはデイリーポータルZの
石井さんの記事が情報源となっております。









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